当社では、契約審査業務は法務室全体で平均月30~50件、年間では600件程度のペースですが、繁忙期次第で年間1000件近くなることもあります。従来のメールベースでは自由度が高い反面、過去に行った契約プロセスを辿るのが難しく、ナレッジ化しづらいのが課題でした。
ツールを選ぶときに重視したのは「契約プロセスを一元管理できる」「UIが分かりやすい」「ナレッジ共有が簡単」であること。検討した結果、「ContractS CLM」が弊社の課題解決に最適でした。
導入後は一元管理が可能になり、ケアレスミスが減少したことで契約審査業務がよりスピーディーになりました。体感としては、事務的な工数は従来の1/3程度になりました。管理も簡単なので、本業である契約審査の品質を高めることに注力できています。
人材バンクを展開する当社では、以前から一部の事業部で電子契約サービスを利用していましたが、全社では利用していませんでした。しかし、在宅勤務を導入せざるを得ない状況となり、会社全体でサービスを導入するという結論に至りました。
導入後にまず大きく変わったことは、契約締結までの期間が大幅に短縮されたことです。従来では契約締結に至るまで1〜2週間程かかっていましたが、今では最短で2〜3日で完了します。担当者がオフィスへ出社する日を待たずに押印ができるのは大きなメリットです。
これにより、スピーディーに業務を遂行できるようになりました。今後は業界全体における電子契約サービスの導入を促進し、より働きやすい職場になるようにしたいと考えています。
【業界・業種別】契約業務における効率化ツールの
導入事例を詳しく見る
働き方を柔軟にするサービスを提供するクラウドワークスでは、大規模なプラットフォームを運営していくための効率化が必須です。電子契約を導入する前は受発注書類を紙ベースで手配しており、作成から押印、郵送の他、原本の管理といった数々の作業に対する効率化が課題でした。
ツールを導入した現在では電子化率は9割を超え、毎月1,000~2,000件をクラウドサインで締結しています。導入して変わったことは、書類の郵送作業がなくなったことです。
契約書作成ツールだとWeb上で承認状況がひと目で確認できるだけでなく、契約完了通知機能で進捗状況がすぐにわかるのがメリット。煩雑だった作業を効率化することで、キャパシティに余裕ができました。テレワークにもしっかり対応してくれて本当に助かっています。
契約案件が毎月100〜1,000ともなると、作業効率化は間違いなく必要になるでしょう。煩雑な作業を効率化させることで、優先すべき本業に注力できるにも大きなメリットです。事務作業に大きな時間を割いているという企業の担当者は、ぜひ契約書作成ツールの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
企業ごとに抱える悩みや、解決したい課題はさまざま。自社の課題にぴったり合うシステムを導入するために、それぞれの悩みや課題ごとにおすすめのツールを紹介します。
一連の契約業務を可視化できる
基幹システム「ContractS
CLM」がおすすめ
AIで自社のナレッジから最適化
できるレビュー支援ツール
「GVA assist」がおすすめ
シンプルな機能で使いやすい
電子契約特化ツール
「マネーフォワード クラウド
契約」がおすすめ
※選定基準:
2022年12月16日時点Googleで「契約書作成ツール」と検索して10pまでに出てきた24社の中から、無料トライアルに対応しているシステムを13社選定し、以下条件に合うツールをピックアップ。
・ContractS CLM:紙契約書を取り込みでき、法務相談のステータス管理に対応していると唯一公式HPに記載している
・GVA assist:レビューに使える契約審査ノウハウが250種類以上と最多
・マネーフォワード:電子契約に必要な機能を揃えており、費用が最安